タイの医療事情

タイの医療事情|安心して暮らせる?受診前に知っておきたいポイント
こんにちは!今回は、多くの日本人が旅行やロングステイ、移住先として選ぶ「タイ」の医療事情についてご紹介します。海外での病気やけがは不安なものですが、タイは東南アジアの中でも医療レベルが高く、外国人にもフレンドリーな医療体制が整っています。
タイの医療レベルは?
タイの医療水準は、特に都市部において非常に高いと言われています。バンコク、チェンマイ、プーケットなどの大都市には国際的な病院が数多くあり、欧米や日本から「医療ツーリズム」として訪れる患者もいます。
私立病院では、アメリカやイギリスで教育を受けた医師も多く在籍しており、英語対応も基本的に可能です。一方、地方の公立病院では医療設備が限られていたり、英語が通じにくかったりすることもあるため、注意が必要です。
主な病院・医療機関
1. バムルンラード・インターナショナル病院(Bangkok)
外国人に人気の病院で、日本語通訳サービスもあります。設備・対応ともにハイクオリティで、まるでホテルのような施設です。
2. サミティヴェート病院(Samitivej)
日本人向けの「日本人相談窓口」があり、言葉の壁もほとんど感じません。小児科から内科、外科まで幅広く対応しています。
3. バンコク病院グループ
タイ全国に系列病院を展開する大手グループ。都市ごとに「インターナショナル病棟」を設けており、外国人の受診もスムーズです。
4.MED PARK病院
バンコク中心部に2020年にオープンした先進医療設備を整えた病院です。日本人対応にも力を入れています。
医療費は高い?保険は必要?
私立病院の医療費は日本よりもやや安い場合もありますが、高度な治療や入院が必要になるとそれなりの費用がかかります。たとえば、MRI検査で約3万〜5万円、入院1泊で2万〜4万円程度が相場です。
そのため、旅行者・長期滞在者ともに海外旅行保険や現地の医療保険に加入しておくことを強くおすすめします。
タイでの医療を受けるときのポイント
-
パスポートを持参:ほとんどの病院で本人確認のために必要です。
-
保険証書の提示:保険会社によってはキャッシュレス診療が可能。
-
言語対応を確認:通訳の有無や、日本語対応の病院を事前に調べておくと安心。
-
事前予約が安心:人気の病院は予約制の場合が多く、飛び込みでは長時間待つことも。
まとめ
タイは医療インフラが整っており、日本人にも利用しやすい国の一つです。とはいえ、日本とは制度や慣習が異なるため、事前の情報収集と備えが大切。安心してタイでの生活や旅行を楽しむためにも、信頼できる病院の情報や保険の準備は欠かせません。